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2014年11月28日

梶原産業・電響社が商談会 話題&注目商品一挙に

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 電響社グループ2015ニューライフ商談会は2014年11月26日と27日、大阪市中央区のOMMビルで開かれた。家庭用品卸部門の梶原産業、家電卸の電響社と大和無線電器などが出展した。

【梶原産業の小間】
 今回、テーマを「いいね!があふれるステキな暮らし」とし、話題・注目の商品を大きく取り上げ、一挙に紹介した。入手できる情報の分析や活用で売り上げアップにどれだけ実らせられるかを問うた商談会となった。

 出展規模は例年並みで、家庭用品45社、家電45社。2日間の来場者は約600人だった。

 消費税率増税が4月に実施。駆け込み需要が起きたことから、目標数値が高くなった来春の売上を積極的に掘り起こしていこうというのが全社的な目標。前年実績クリアするための企画と商品が並んだ。

 付加価値と高単価の視点で集めたのが「出展社 一押しピックアップコーナー」。台所用品、バス・トイレ関連商品、大小の収納用品など、機能や用途などで優れた商品としてメーカーが自社商品を1点に絞り込んだ企画コーナー。

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 一方、主力販売先の3業態である家電量販店、専門店、ウェブ・通販でそれぞれの販路によって売れ筋商品の違いを際立たせたのが「業態別売れ筋情報ステーション」だった。前回の商談会で多くの来場者から、「ほかの業態店で売れている商品を知りたい」という要望に沿った企画だった。量販店では低価格帯のアイテムでも、素材や性能、機能などに優れているなら高単価商品でも売れるという事例や企画が紹介された。

 「生活提案コーナー」は キッチン、リビング、バス・トイレの生活空間で話題を集めている(あるいは集めそうな)商品を選んだ企画小間。それぞれの商品に20字前後でコメントのPOPが添えられた。

 1小間単位のメーカースペースでは梶原産業の主導で「組み合わせて使えます」といった提案も紹介し、来春に向けて積極的な販売姿勢を見せた。

 主力メーカーとする6社も数小間単位で出展。

 会場を二分する家電(電響社と大和無線電器)コーナーでは「家電らしい」色調を避けた雑貨感覚の色合いの新作を特集したり、家電が担えるDIYの電動家電、美容・健康・防災に関連した家電などを重点的に紹介した。

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株式会社 電響社 (DENKYOSHA CO.,LTD. )
本社所在地 : 〒556-0006 大阪市浪速区日本橋東2丁目1番3号
創業 : 昭和23年5月、 設立 昭和30年12月1日
事業内容 : 家庭用の電気機器、音響通信機器、冷暖房機器、健康美容器具などの卸売業、附帯関連する事業
資本金 : 26億4400万円
株式上場 : 東京証券取引所 市場第二部
連結売上高 : 440億6000万円 (平成26年3月期)
取引銀行 : 三菱東京UFJ銀行 上本町支店、北陸銀行 大阪支店、りそな銀行 阿倍野橋支店
代表取締役社長 : 藤野 博 (営業本部長)