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2014年06月02日

象印マホービン 全国で商談会 【速報・大阪会場】

商品のメリット はっきり伝える演出


象印マホービン(大阪市)主催の「2014秋の新製品・企画商談会」は5月27日と28日、大阪市内のグランフロント大阪・コングレコンベンションセンターで開かれた。商談会は引き続き、東京や名古屋など全国計6カ所で開催されている。
「ちょといいコト、ちゃんといいモノ」を副題に、56型番・83品番・121アイテムを発表した。

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市川典男社長は、「極端な需要増が望めなくなった市場環境のもと、いいものを提供していくメーカー姿勢をこれまで以上に強化していきたい。同時に、商品1点ごとの優れた性能や機能をきっちり伝えていく姿勢も大事」と、下期に向けた取り組みを話した。
このため会場では、商品ごとのメリットをあらためて知ってもらう仕掛けがあちこちで見られた。

圧力IH炊飯ジャー「極め炊き」は、消費者の少量炊きニーズを反映して3・5合タイプを紹介した。側面から強火を伝え、熱効率を高める広くて浅い内釜。ご飯の硬さ・ねばりを炊き分けて「わが家好みのごはん」を探ってもらう提案。

ステンレスフードジャーではおいしく感じる温度に保温。95度の湯が6時間後も67度以上という高い保温性能を前面に押し出した。栓は分解して隅々まで洗える。

成熟商品のホットプレートだが、他社製品に比べて電源コードが長めの2・5mを実感してもらうため、床にPOPを表示した。温度調節部の安全接合、素手が触れにくい形状などを紹介した。

電気ケトルで強調したのは、内容器にプラチナ加工を施している点。湯を弱アルカリへと変化させると緑茶のカテキンが抽出しやすくなるという。

「熱中応援団」の実演コーナーはクールボトルの商品群を通じて、水分と塩分を摂取し、熱中症に備えようというという提案。ボトル内部のステンレスは塩分に弱いが、二重のフッ素コート加工や、飲み口を塩分から守る樹脂カバーなどでサビに強く、スポーツドリンク対応であることをアピールした。

象印マホービン 2014秋の新製品・商談会の日程 https://livingtimes.co.jp/?p=2634