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2014年07月22日

【社長インタビュー】 石川宣博・中山福社長

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石川​ 宣博・中山福社長

メーカーとの距離を詰め、商品作りに活かしたい

「優れた商品を小売業に提案していきたい」。2014年2月大阪市内で開かれた見本市でこう話した石川宣博・中山福社長。同年7月、横浜市内で開催の秋冬向け商材を集めた見本市会場で「続き」を聞いた。

――4月実施の消費税率アップの影響はありましたか。
石川
 単純に、消費税率が上がったために消費が著しく滞ったとはいえません。消費者が意識しているのは昨今顕著になっている物価高です。生活コストが上がることに身構えていると受け止めています。しかし、自分にとって価値があるとされるものやサービスであれば、積極的に買われているのも事実です。

――「プレミアム」という名を付けた商品が多く見かけられますが。
石川
 一部メーカーのネーミング戦術という側面もあるように思います。付加価値を付ければ結果として高価格商品として販売できます。それよりもメーカーには消費者に価値があるとわかってもらえるような商品を作ってもらうことが一番です。

メーカーは消費者に向き合い、寄り添った物を作っている姿勢は承知していますが、われわれの立ち位置は、より小売業に近いところにあり、メーカーには「こういうものを作っていきましょう」という情報発信をしていくことも役目です。

小売業からは、「中山福は比較的メーカーとの距離が近く、いい関係」という評価も頂戴していますが、慢心せず、密に取り組むべき課題の1つです。

――これからの見本市とは。
石川
 100社前後のメーカーが出展し、1000人超の小売業関係者が来場、当社関係者を含めて一堂に会する。こうした機会はそんなに多くありません。メーカーと一緒に小売り関係者の意見を収集していく場であり、そうした声を次の商品や企画につなげていかねばなりません。

見本市を横浜と大阪で交互に開催している理由は、バイヤーだけの来場にとどまらず、売り場担当者らへも広げていきたいからで、「現場担当者に見てもらいたい」「商品や提案企画に対する反応を知りたい」というバイヤーの意見も大切にしています。

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中山福株式会社
代表取締役 石川 宣博
本社所在地  〒542-0082 大阪市中央区島之内1-22-9
TEL.(06)6251-3051(代)  FAX.(06)6241-1328
創業 : 1925年3月
会社設立 : 1947年2月
資 本 金 : 17億600万円(発行済株式総数20,214,480株)
社 員 数 : 339名(グループ 372名) ※2013年3月31日現在
事業内容 : 家庭金物日用品、調理家電品、
リビング用品などの卸売業・輸出入業
事 業 所  本社、全国9支店
取引銀行  みずほ銀行 三菱東京UFJ銀行 三井住友銀行 常陽銀行
http://www.nakayamafuku.co.jp