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2019年05月23日

象印マホービン 2019秋の商談会が始まる

象印マホービンの2019年「秋の新製品企画商談会」が2019年5月22日と23日、大阪市内のグランフロント大阪で開かれ、来場客は過去最多だった前年並みのにぎわいとなった。

19年秋口から発売される「炎舞炊き」改良新製品をはじめ、調理家電やリビング家電、生活家電、魔法瓶などを発表。機能・性能に磨きをかけながら、利便性を高めた新製品のお勧めポイントなどを分かりやすく紹介した。来場客が足を止める試食コーナーも人気だった。

主力の炊飯器では19年4月発表した圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊きも出品。「単位面積当たり4倍の大火力」「ごはんの甘み成分が増す」という訴えだった。

2019年2月、東京・表参道に体験ショップを期間限定で立ち上げた調理家電シリーズ「STAN.」。離乳食も手軽に作れるメニューを搭載したIH炊飯ジャーは粉ミルクもコーヒー沸かしにも使えるマイコン沸騰の電動ポットなど4点構成。

「ショップでの体験やSNSなどで関心が高まり、想定以上の指名買いもあります」と同社の説明。30歳代共働き子育て家族に向けた新タイプの調理家電として拡販していく。

ステンレスマグは洗練のデザインが定評で、新たな提案も加えてアピールした。ここも新改良のポイントを分かりやすい展示で紹介した。

「ずっともっと象印マホービンらしく」を商品作りのテーマとした今回の商談会は東京会場が2019年6月5日と6日、名古屋会場が12日、札幌会場18日など、全国合計6つの会場で開催する。