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2017年11月29日

梶原産業・電響社グループ商談会




提案企画やアイデア商品など商談
 梶原産業(大阪府東大阪市)は2017年11月、東京と大阪の2会場で、「電響社グループ2018ニューライフ商談会」を開いた。

「いいもの こだわり 新発見」をテーマに暮らしを彩る商品やこだわりのある生活関連商品の紹介と提案をした。電響社、大和無線電器のグループ3社の共催だった。

 家庭用品分野を担う梶原産業でのメーカー出展社は44社、うち新規出展は4社。家電関連では48社、うち8社が新規出展で、説得力効果が期待できる「実演」を積極的に活用した。

 主力販路の家電量販を持つ3社が共同で企画・提案ができるという強みを前面に押し出した。

 梶原産業では店頭のにぎわいを呼ぶ込む企画・売り方として、黒色のダンボール箱詰め合わせ商材を発表。黒色一色を横一列に並べると棚1本分のスペースを構成できる。季節に沿ったテーマを軸に売り場の空間(条件)に応じていくつでも作れる。手早く設営・撤収ができる。箱ごとに違った商品を構成できる半面、商品管理がしやすい。小売店関係者にとって初回導入の抵抗感が小さい。今回の発表で、スーパーなども導入を決めている。会場でも来場者が足をとめた企画コーナーとなった。

 アイデアに富んだ企画はほかにも、使わない季節家電の収納に便利な袋で、商品名は「扇風機収納袋」3枚組。中央部がくびれた扇風機を分解せずに、そのままの姿で「来季」まで保管できる。電気ファンヒーターにも使える「二毛作季節商材」。

 洗濯物を入れたトートバッグをそのままコインランドリーの洗濯機で洗える。ランドリーバッグと洗濯ネットを兼ねた。商品名は「コインランドリー直行便」で、トート型と巾着型の2種類を販売する。

梶原産業
本社 大阪府東大阪市荒本北3丁目3番3号