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2022年03月31日

タイガー魔法瓶、自治体のSDGs運動

支援 積極的に
マイボトルに給水できるウォーターサーバーがタイガー魔法瓶社員食堂に設置されている。冷水、常温、お湯、炭酸水(強と弱の2種類)をマイボトル持参者には1回当たり60円で販売している。炭酸ボトルならペットボトルを使わずに炭酸飲料をどこにでも持ち運びができるため、環境保護の観点からも注目される。

ウォーターサーバーを提供しているコカ・コーラ社でも、容器由来の廃棄物のない社会を目指し、ペットボトルのサスティナブル素材への切り替えを推進している。ペットボトルなどで飲料水を購入しながら環境にも貢献したいとするマイボトル派を後押しする。

これより先、京都府亀岡市はSDGsによる観点から多くの事業者とパートナー提携を積極的に結び、地域資源を積極的に活用していくことから、昨年7月、タイガー魔法瓶とも協定締結した。同市内における使用済みステンレスボトル回収による再資源化モデルの構築を進めている。

使用済みのステンレスボトルの本体と樹脂部品の2つに分類し、資源として再利用する事業。

タイガー魔法瓶は、「今後、リサイクルされた原料は新たなステンレス材と生産工場で活用される樹脂製品に生まれ変わります。タイガーとしては今後もご賛同いただける全国各地の自治体・販売店様などと共に再資源化モデルを構築して本取り組みを展開していく方針です」と、説明している。