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タブレット端末活用も
オクムラ（京都市）とヤマカ（神戸市）共催の「Okumura Autumn Fair 2021」は2021年8月31日と9月1日の２日間、京都市内の京都パルスプラザで開いた。

出展メーカーは73社。従業員の感染予防のため会場には配置できないが、「商品だけでも出展する」など、コロナ禍での影響は小さくない。一方、得意先も来場の意思があるのに同様の理由から見合わせる事態となった。

感染予防の観点から来場できない得意先の商品情報を提供するため、タブレット端末を数台投入して新製品や注目商品の紹介に力を入れた。

　会場構成は例年並みに、秋冬シーズンに向けたオクムラ独自の企画・提案をはじめ、注目度の高い新商品などが平台に並んだ。アイテムを追加しながら新規開拓の切り込み役のオリジナル商品「京都活具」や「オクムラおすすめ」商材、パーティー関連品、キッチン収納用品、ショッピングカート、アウトドア用品などで構成した。

奥村陽社長は、「端末機の活用は開催直前に決めたものですが、得意先と会場のメーカーとを繋ぐうえで、有効なツールとなりました。新鮮な情報を提供するのは非常に大事なこと。次回の開催に向けてさらに改善していきたい」と話していた。