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2019年02月25日

中山福 2019春・夏見本市 新素材&新企画が全開

中山福(大阪市、東京都)主催の「第132回中山福見本市~2019春夏~」が2019年2月5日~7日の3日間、大阪市中央区本町橋のマイドームおおさかで開かれた。

自社ブランドの「ベストコ」を紹介するコーナーでは新規取り組み中のインテリア性を重視した園芸・収納関連の新製品を中心に今年も斬新な商品が多数発表された。

ベストコは前回に引き続き、園芸部門を前面に押し出した。農園芸の専業業者との違いを出すことからデザイン性と機能性に強くこだわった。観て楽しむためのグッズとしてフェイクグリーン(造花)も棚2本分のボリュームで紹介。経年劣化の風合いの木箱、ブリキのじょうろや缶、アンティーク調の鋳物製金具などインテリア性の高い園芸・DIY用品を多数展示した。

昇降式テーブルやペット用のPVCマットなど、インテリア関連も新しい商材だ。

新素材で関心を集めたのは雨傘用カバー。電車内などで濡れた雨傘を乗客の衣服に触れさせない。素材は紙のように軽いが、丈夫で通気性や耐水性に優れ、化学防護服にも使われるものだが、女性志向のデザインに仕上げた。

フッ素樹脂フライパン(商品名「焦げ知らず」)は表面凹凸(エンボス)加工をしてソテーなどで融け出た肉の脂分を食材に戻さないという健康志向が「売り」。

防災用品では折りたたみ式のウォータータンクを発表。半透明で容量は8㍑~20㍑。蛇口付きですべて低密度ポリエチレン製となる。

「企画棚割り」コーナーはキッチンやダイニング、洗濯、清掃など便利・アイデアツールを吊り下げ台紙とダンプボックスへの陳列手法に特化してコンパクトに展開。季節感をしっかり捉えて、商品の流れをデータと肌感覚でつかみ取る問屋独自の強みを生かした提案だ。

得意先店舗の立地や特性に合わせて少品種少ロットで柔軟に対応。用途・機能などで隣接し合うアイテムを組み合わせることで商品力が高まり、有利な商談に臨める。売り場管理がしやすく、自由度の高い企画提案と言える。

 

初日、石川宣博社長は出展メーカーの担当者らを交えて開幕のあいさつを行った。
「出展メーカーは110社で、いずれも戦略性の高い企業に参加していただいた。見本市を実の伴う商談の場にしようと中身を見直しました。来場者が見落としのないよう会場構成にも工夫をしました。来場は226社740人。延べ300社超800人。うち、新規来場は30社70人を予定しています」などと述べた。