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2018年11月09日

【インタビュー】鴻池良一・スケーター会長


鴻池良一・スケーター会長

 

新しいことに取り組む

人口減に加えて若年世代の可処分所得、なかでも趣味趣向に合わせた消費支出への出費が減ってます。核家族化や高齢の親からの支援が受けにくくなっています。

販路も多様化しており、絶え間のなく新規開拓をしなければ業績の維持拡大は難しい状況です。既存ルートを守るだけでは業績は落ち、立ち行かなくなる。

取り巻く環境の変化は流通・消費者の生活・気候変動の3つの影響が大きく、スケーターの商品開発もここに沿っています。

変化に対応していくのは大変で、しんどいことです。が、裏を返せばチャンス到来とも言えて特に新分野への取り組みに弾みが付く。

例えば、氷嚢(ひょうのう)はこれまで熱さましが主な用途だったが、当社の新商品は若い女性やゴルフプレーの男性らを想定し、デザインをしました。氷塊を入れて6時間程度、冷感が保てる。気候変動で、夏季が長くなった現象への対応商品の1つです。

傘や傘カバーなども同様で、当社にとって新規商品だから、特に定まった売り場はざっくりとしか想定できていません。

しかし、担当カテゴリーに対するバイヤーの考えは柔軟で、新規商品として特設コーナーを設けてくれる。これまでになかったものが新規商品として育っていきます。

新しいことに向かわなければ売上は作れません。このようにもの作りに励めば、そのいくつかが実ります。「努力をすればチャンスはめぐってくる」という実証です。前向きに取り組む姿勢が大事です。
(2018年11月6日、スケーター本社で開いた「第1回春夏社内商談会」の会場で)