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2018年08月24日

【インタビュー】鴻池総一郎・スケーター社長 「ブランド、地道に構築へ」


鴻池総一郎社長

例年の内見会に比べてSKU点数が多いのはカテゴリーごとの充実化が理由です。例えば、家庭用品では弁当箱はアルミ製で、フタに社名を刻印しました。重厚感が漂います。美粧や日雑などではマスクや歯ブラシなどが顕著に増えました。

キャラクターの付いていないアルミ製弁当箱はキャラクターの力や低価格で競うのでありません。商品に付加した力、魅力などで勝ち進めていかなければなりません。

キャラクターを扱わない販路、これまで未着手だった販路の開拓などにも「ない」商品を投入しました。

すき間市場をキャラクターのない商品を提案していく。これをしないと売上は上がりません。

得意先の満足度を高めるためには欠品はもちろん、安定供給が前提です。当社は販路が広いため、在庫負担も小さくないのですが、これを避けてはやはり売上が上がりません。

もっぱら力を入れているのが変化のスピードに合わせることです。変化、兆しといった情報を収集し、スピード感をもって商品化していきます。

社長就任後は精力的に人脈作りに傾注しています。版権元も販売店も…担当バイヤーに止まらず、部署をつかさどる幹部や役員・経営トップ陣にもアプローチをしています。

組織は上部が情報を束ね、方向を決めます。ビジネスのキーマンとの商談面談は大変重要です。異業種・同業者にもこれまで以上の繋がりを求めています。

一朝一夕には成らないけど、ブランド構築を急がなければなりません。当社も以前に比べて多少の知名度もありますが、地道に、時間がかかるけど、自力でブランド力を付けるしか王道はありません。ブランドを確立した企業をお手本にしっかり取り組んでいきます。
(2018年8月22日~24日、大阪市内のマイドームおおさかで開催の「第36回新製品内見会」会場でインタビュ)