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2014年01月10日

女性の色に関する意識調査

女性の好きな色はピンク。でも、それはあくまでエッセンス。部分的に取り入れることで、“大人の甘さ”を楽しんでいることが明らかになりました。小学館 女性インサイト研究所(東京都千代田区)が『女性の色に関する意識調査』を実施しました。
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これはインターネット調査によって、30代前後の女性を対象に、人気女性ファッション誌『AneCan』読者100名を抽出し集計分析したものです。また、AneCan読者モデルユニット「AneLADY100」メンバー10名へのアンケート調査も実施しました。

調査概要 
・調査期間:2013年12月1日~12月17日 
・調査方法:インターネットによるアンケート 
・調査対象:AneCan読者(30代 女性) 
・集計サンプル:AneCan読者 100件
・AneCan読者モデル「AneLADY100」 10件

【調査報告】
洋服や、ファッション小物、普段持ち歩くグッズなど、日常生活を彩るアイテムの数々…
ファッション誌でも、色をテーマにした特集は定番コンテンツ。読者からも「早速取り入れてみました!」といった声をよく聞きます。カラーバリエーションが豊かな商品も増えていたりする動きもあります。
そこで、AneCan世代は、どのような色を好み、どのように取り入れているのか、“女性の色に関する意識調査”を行いました。
同時に、AneLADY100メンバーにも実践術を聞いてみました。

■ 好きな色 第1位はピンク。モノトーンも上位に。
好きな色(複数回答可)の第1位はピンク。好きな理由としては、「女性らしい」「華やか」「明るい」などがあげられました。
次いで、「何にでも合わせやすい」「シーンやトレンドに左右されない」などの理由で、黒・白のベーシックカラーがランクイン。
女子の特権ともいえる不動の人気カラー「ピンク」ですが、さらに調査を進めると、アラサー世代にとってのピンクは、あくまでエッセンス。部分的に取り入れることで、“大人の甘さ”を楽しんでいることが明らかになりました。

■ キーワードは、“差し色”。好きな色は、主役じゃない!!
洋服を購入する際、≪好きな色を選ぶ≫、≪自分に合うと思う色を選ぶ≫という回答はそれぞれ84%、83%で高い水準にあります。
一方、普段持ち歩くもの(携帯電話・スマホ・手帳・デジタルカメラなど)を購入する際は、≪好きな色≫は84%であるものの、≪自分に合うと思う色≫は47%と低い数値になります。さらに≪季節に合わせた色≫、≪流行の色≫を選ぶという回答が10%以下となっており、ファッションのようにトレンドを反映させることよりも、≪自分の好きな色≫に重点を置いて選ぶ傾向の強いことが読み取れます。

AneLADY100*メンバーの実践術
 ・ベーシックカラーのコーディネートの中に、赤や緑などの自分の好きな色の小物を差し色として合わせるのが好き。全身ベーシックカラーよりオシャレに見える気がします。(29歳 S・Mさん) 
・普段着る洋服は白、ベージュ、茶などのベーシックカラーが多いので、差し色に濃い色でパンチを効かせています。小物は、ラッキーカラーの水色が多い。(32歳  T・Kさん) 
・手帳、財布、ポーチ、スマホなどバッグの中身はすべてピンクにして統一感を出しています。(26歳 M・Aさん)

今回の調査では、AneLADYたちと同様に、ファッションにおいては洋服はベーシックカラーを中心に、バッグや靴にアクセントカラーをコーディネートしているという声が多く寄せられました。そのアクセントカラー=差し色として、好きな色を取り入れるのが彼女たちのオシャレのポイントなのです。

■ 気持ちや感情をコントロールする!? テンションをあげるための色選び。
94%の女性が、ファッションや普段持ち歩くものなどを選ぶ際、「色」が≪非常に重要≫・≪重要である≫と回答。また、≪自分の持ち物や洋服の色が、感情に影響を与える≫と回答した女性は88%にのぼりました。
「赤いルージュは、肌の白さを際立たせてくれる」、「白いトップスは顔周りを明るく見せてくれる」、「ピンクは女の子らしい印象にしてくれる」など、色彩の持つ視覚的効果。これに加えて、「好きな色の物を使用しているとテンションがあがる」、「明るい気分になりたいときは、明るい色を身につけるようにしている」など、心理的効果も色選びの重要なファクターとなっているのです。

AneLADY100メンバーの実践術
<テンションアップ> ~明るい気分になりたいときは、ピンク・赤・オレンジなど暖色系を~
 ・以前は黒一辺倒でしたが、暗い色ばかりだと運気が下がるという話を聞いてから、明るいカラーの洋服も着るように。いろいろな色の服を着る方が、性格も明るくなった気がします。(30歳 T・Jさん) ・小物は、ピンクや赤など派手めな色にして、小物を見るたびにテンションがあがるようにしています。バッグをのぞくたびにHAPPYな気分に。(29歳 I・Mさん)

<リラックス> ~気分を落ち着かせたいときは、青や緑など寒色系を~
 ・インテリアは落ち着いた雰囲気になるように、ホワイトやブラウンを基調にしています。(26歳 M・Aさん) ・部屋に観葉植物などグリーンを配置してリラックスできるように。(32歳 T・Mさん)・ダイエットをしているとき、ランチョンマットを食欲を抑えるという青色に。本当かどうかはわからないけど、ランチョンマットを見るたびにダイエットをしていることを意識できたので結果的には効果があったかなと思います。(30歳 T・Kさん)

■ パーソナルカラーを知る!
「好きな色」が「似合う色」とは限りません。「好きな色」を選んだ理由として、「肌の色が白いのでパステルカラーの服が好き」、「顔が濃くきつい印象に思われることが多いので、淡いサーモンピンクや水色を取り入れている」など、自身の肌色や顔の特徴に基づいた回答は1割。なかには、パーソナルカラーを診断し、似合う色の服やメーク(アイシャドウやリップ)を選んでいる回答者も。
「似合う色」を知っているからこそ、小物やネイルなど、気分に合わせてチャレンジできる部分は「好きな色」を取り入れているという意見が寄せられました。

AneLADY100メンバーもパーソナルカラーを知っていた!
 ・勝負の日は、水色と白のシャツ!パーソナルカラーである水色と白の組み合わせ、なおかつシャツのさわやかさとVラインのデコルテがレフ板効果を発揮!自分史上最高の顔色の透明感になります。(32歳 T・Mさん) 
・カラー診断で似合うといわれた紫。色で迷った時は、紫を率先して選ぶようにしています。似合うと言われた色のワンピースを着た日は、自然と自信も笑顔もいつもより出る気がします。(32歳 S・Mさん)

■ 小学館女性インサイト研究所所長 嶋野智紀が分析 『女性と色の関係』
僕たちがつくっているファッション誌には、色をテーマにしたファッション特集を組むことも多い。例えば、『女を変える 赤の魔法』とか『ダメ黒→華黒の法則』など、色を上手にコーディネートに取り入れる方法を紹介しています。

AneCan読者のコアゾーンは、20代後半~30代。ただ“かわいい”と見られたいというマインドからは卒業しつつある。他人からの「見た目」への効果とは別に、自分の「気持ち」への効果も「色」選びに期待している。特に、テンションをあげる、前向きな方向へのスイッチに、「色」を活用していますよね。

だからこそ、選ぶ楽しさというのも、大切なポイント。たくさんのカラーバリエーションから、悩みながらもお気に入りのマイカラーを見つける楽しさ。それが、女性にカラバリアイテムが支持されている理由です。

2013年も、カラバリアイテムが話題になりましたよね。代表的なところでいえば、大ヒットした「クルチアーニC」ブレスレット。豊富なカラーラインナップから、好きな色を選んだり、相性の良い色の組み合わせを選んだり。チョイスする楽しさ、自分なりのこだわりを見せる楽しさがありました。

最近はデジカメにも豊富なカラバリアイテムが登場しています。「PENTAX Q7」は、本体とグリップそれぞれに色を選べて、可能な色の組み合わせも120通りなど豊富です。インターネット上でいろんな色の組み合わせを試せる、カラーシミュレーターなどもあるようです。自分好みのこだわりのオリジナルカラーをみつけられるのも、楽しいですよね。毎日バッグに入れて持ち歩いても邪魔にならない小ささも魅力的。オススメアイテムです。

AneCanコラボなどファッション誌においてアイテムをつくる場合も、同じアイテムで、カラーバリエーションをラインナップすることがしばしば。10色展開することもあります。そこには、「似合う色」、「好きな色」を選ぶ楽しさを提供したいという想いもあるんです。フィットする色を見つけると無条件にテンションがあがると思うんですよね。上手に色を楽しんでいる女性こそ、色気が備わってくるんじゃないでしょうか。

【文中表記について】AneLADY100*
読者の代表として、AneCanを盛り上げてくれているAneCan公式読者モデルユニット。2012年に発足し、約100名のメンバーが活躍中。おしゃれでかわいくて好奇心旺盛、HAPPY&ACTIVEな彼女たち。誌面やブログで紹介するコーディネートや、ライフスタイルへの注目度も高い。

【調査対象の雑誌媒体について】
今回の調査は、以下の1誌の読者を対象に行ったものです。
雑誌名: AneCan
内容:アラウンド30歳になった姉レディたち“アネサー”のための、ファッション、ビューティー、ライフスタイル情報。
発行形態:月刊 毎月7日発売
平均発行部数:176,667部(印刷証明付き)
定価:670円
判型:A4変型
発行:小学館
読者層:アラウンド30歳を中心としており、自分磨き、自己投資が大好きな女性たち。

【小学館女性インサイト研究所について】
小学館の発行する女性誌の編集局に設立された、女性のインサイトに注目をした研究所。雑誌づくりの知見を生かし、雑誌の枠を超え、様々な事業を展開していきます。8名の編集長が主任研究員を務め、所長は女性誌編集局プロデューサー嶋野智紀が務めます。

女ゴコロに寄り添って、小学館は雑誌づくりをしてきました。女性が何を欲し、何を望み、どうなりたいのか?  それらのインサイトは、女性をターゲットとする様々なビジネスにも応用可能な、貴重な「声」です。小学館女性インサイト研究所の設立により、これらのDATAを雑誌づくり以外にも生かしていきます。商品開発から販売促進まで、女ゴコロがわかるからこそのソリューションをパートナー企業様と開発していきます。