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2013年12月26日

Mart 主婦の10大ニュース 2013年

生活情報誌「Mart(マート)」は2013年のMart主婦の10大ニュースを、最新号「Mart1月号」で紹介している。1年間「Mart」誌面で取り上げてきた特集の中で特に、読者間で「話題性」「共感性」が高かったものを、Mart編集部が厳選した企画です。 これまで数々のヒットを創り出してきたMart読者の、「食」「外出」「購買」行動の傾向を把握することで、2013年の主婦のトレンドとその背景を読み取ることができます。

【2013Mart主婦の10大ニュース】
<ママヨンモーニング>

 子供を幼稚園に送り出した後の喫茶店モーニングがママたちの活力主婦にとっての大切な息抜きは、子供を幼稚園に送ってから迎えるまでのママヨン(=ママのための4時間)にあり。ママ友ランチとの違いは、その過ごし方。早朝から集まることで、時間を有意義に使え、情報交換しながら“楽しい朝活”ができると評判です。

<柔軟剤ブレンド>
 いつもの家事がちょっとしたエンターテインメントにいまは柔軟剤の複数本ストックが当たり前。その日の気分に合わせて使い分けるだけでなく、柔軟剤をブレンドしてオリジナルの香りを楽しむまでに。実験気分で学生の頃を思い出し、ワクワクする!という声も。

<ホームセンターで主婦が遊ぶようになった>
 海外スーパーみたいと楽しめる新目線に注目主婦が見つけた新しいアミューズメントスポット、それがホームセンター。海外スーパーみたいなおしゃれなディスプレイと品揃えは、わざわざ友達と出かける原動力に。

<バイキングでおもてなし>
 家にあるもので手軽にブッフェ気分が旬のスタイル最近のおもてなしは“頑張りすぎない”がキーワード。朝食用に買ったパンや買い置きお菓子も、挟む具材やトッピングと一緒に出せば、立派なおもてなしバイキングに。少ない手間でゲストもホストも大満足!

<美味しい食パンを食べたい> 
シンプル回帰。コンビニの高級食パンにはまる人多数凝ったものよりシンプルで素材本来の味を楽しむ食の傾向が、パンの世界にも。基本の食パンそのものを美味しく食べたいと、フレンチトーストアレンジやホームベーカリーでつくるパンのトッピングが話題。

<なんにでもチーズ>
 いつものレシピが倍美味しくなる魔法の食材=チーズ注目は、和食へのトッピング。おにぎりに混ぜ込むのは、もはや美味しい常識となってきた模様。巻き寿司やうどん、肉じゃがにもかければ、うま味が増してレシピの幅が広がります。

<トレジョーのエコバッグ>
 スーパーの帰り道が楽しい時間になるネギがはみ出ても気にならない、むしろおしゃれに見える、それが「トレジョー(全米チェーンのスーパーマーケットTRADER JOE‘S)」のエコバッグ。持つだけでスーパーからの帰り道のテンションアップ。

<インテリアはパリ風が気分>
 落ち着いたナチュラルなおしゃれが居心地いいハワイ、北欧と並んで、じわじわ人気があがってきたのが白ベースのやさしいナチュラルな雰囲気のインテリア。100円ショップなどで購入したパリっぽい小物を飾るだけで完成する、お手軽さが特長。

<お店で買ったみたいなアクセサリーを手づくり>
 達成感を短時間で味わえる大切な機会ポイントは“お店で買ったみたい”で“今っぽい”見た目。細かい工具を使わず、チャームなどを通すだけで完成する、お手軽タイプが大人気。「できた!」と満足できておしゃれにも役立ち、一石二鳥。

<GUが主婦のブランド化>
 主婦が“かわいい”にチャレンジできる場所“ちょっと着てみたいかわいいアイテム”を、デザインでも価格でもチャレンジさせてくれるのが「GU」ブランド。はくのをためらっていたショートパンツやチュールスカートなども気軽に試せる、主婦のかわいい味方に。

【大給編集長の主婦トレンド分析】
それまで当たり前であったモノや事象を異なる視点から見直すと、新しい価値が生まれる事があります。いわば、それは「価値観の見直し」と言えるのかもしれません。これはMartの編集方針でもあるのですが、2013年は、まさにその傾向が強かったと思います。日常の目の前にある、当たり前のモノやコトを再解釈する事で「非日常」化させる。イマドキの主婦は、目新しいモノや刺激ばかりを求めるのではなく、今ある生活の中で、新しい楽しみ方を生み出す術に長けているのかもしれません。

喫茶店モーニングも、ご存じの通り新しい文化ではなく、主婦が自分たちの息抜きの時間として新しい価値を見出しました。同じように、これまではDIYのお店と思われていた「ホームセンター」も、彼女たち独自の視点で、あたかも海外スーパーのように楽しみ、ちょっとしたアミューズメントスポット化しています。

一大ブームとなった「香り付き柔軟剤」も、嗜好が多様化し、複数種を持っている事が当たり前になり、さらにはブレンドしてオリジナルの香りを楽しむまでになっております。

これらに共通しているのは、いずれも「新しい」モノやサービスではない事、そして、主婦がみんなで「共有」して楽しんでいるところです。

ヒット商品がでづらい世の中になったと言われて久しいですが、必ずしもそれは「新しいモノ」である必要はないと思います。まずは、自分の足元にあるものを、違った視点で見直してみる事が大切なのかもしれません。そんな「今ある生活を丁寧に暮らそう」という気分を、読者から感じられます。

【雑誌Mart(マート)概要】
読者が自分のお気に入りの雑貨や家電などを紹介する生活情報誌です。創刊当初から特集された「ル・クルーゼ」、「コストコ」「香り付き柔軟剤」はみな30代ミセス層にブームを起こし、今や彼女たちの会話のなかで当たり前のように語られています。これは30代を中心としたミセスには20代OLよりも強い情報収集力と発信力があり、そこから新たなムーブメントが生まれた結果と言えます。「良妻賢母」だけの古いミセス像を打ち破り、いくつになっても、ミセスになっても自らが培ってきた「かわいい」という価値観から卒業しない、そんな新しい素敵ミセスたちと一緒に「Mart(マート)」はますます元気です。

・出版社: 株式会社 光文社
・創刊: 2004年 10月
・発行部数: 208,467部(2013年7月~9月 日本雑誌協会・印刷証明付)
・雑誌Mart オフィシャルサイト: http://mart-magazine.com/