創刊から51年続く日用品・生活雑貨専門の業界紙です。話題商品・業界最新情報をいち早くお届けします。

生活雑貨の業界紙:リビングタイムス
トップ > 統計・調査・アンケート > 【和食を調査】 人口構成に比例した回答傾向
2014年03月04日

【和食を調査】 人口構成に比例した回答傾向

洋食や中華、エスニック料理などに比べて和食は季節感があるほか、安心・信頼といった広がりを感じさせるなどの回答結果が出た。これは日本リサーチセンターが2014年初め、全国47都道府県の15〜79歳の男女個人1200人に面談した調査で分かったもの。インターネットを活用した調査とは違い、回収しにくい高齢者の回答など、全国の人口構成比率に準じた回答傾向が得られる。

【調査結果の要約】
1. 和食の無形文化遺産登録をしたことは
「知っている」と答えた人が7割。また「登録されてうれしい」で、「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた人は、8割。

2. 和食のイメージは
「家でよく食べる」「季節感や旬がある」「体によい・ヘルシー」「自然な感じ」「安心・信頼できる」「素材の味をいかせる」などが、8割以上で多い。またこれらは他の食事(洋食、中華、エスニック)と比べても大きい。

3. 和食に対する意識は
「洋食よりも、和食の方が好きだ」では、「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた人は、半数を超えて7割弱。一方、「肉料理より、魚料理の方が好きだ」は4割強。
「ふだんの食事は、和食のメニューが多い」では、「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた人は、半数を超えて6割強。一方、「お店で食べる時(外食時)は和食のメニューが多い」は3割弱。

4. 和食を食べるところは「和食についての調査」について、オムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)により自主調査を企画・実施しました。

主な調査項目
和食の無形文化遺産登録は
和食は世界に誇れる食文化だと思うか
和食の無形文化遺産登録はうれしいか
海外で和食や日本食ブームになるのはうれしいか
和食のイメージは
和食に対する意識は
和食が好きと和食の頻度が多いのは
和食を食べるところは
和食を食べるところの、20代と70代の違いは

調査概要
1. 調査対象
全国47都道府県の15〜79歳までの男女個人
2. 有効回収数
1200人(サンプル)
※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
3. 抽出方法
住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割当て
4. 調査方法
NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイによる毎月調査)
調査員による個別訪問留置調査
5. 調査実施期間
2014/1/8〜2014/1/20
「家で手作りのものを食べる」(家) で多いのは、「味噌汁」「焼き魚」「肉じゃが」で、9割を超えている。「スーパーやコンビニで売っているものや弁当」(中食)では、「刺身」が最も多く、6割弱。「お店で食べる(外食)」では、「お寿司」が最も多く、8割弱。

・詳細 PDFファイルを参照 。「和食」についての調査(PDF:635KB)

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点で、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性・年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。
インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。

次のNOS基本軸1、基本軸2、基本軸3でのクロス集計表を提供できます。
・NOS基本軸 1軸×全質問のクロス集計表につき、5万円
 (NOS基本軸1、2、3の計3軸の場合は、15万円)

■ 問い合わせ窓口
株式会社 日本リサーチセンター
担当 土井、風間、今井
TEL 03-6667-3400(代表)

日本リサーチセンター(本社:東京都中央区)は昭和35年に設立された民間の調査研究機関です。
民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
全国15〜79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS)を、毎月定期的に実施しております。