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2014年01月27日

シニア世代のネットショッピングとは

総務省の「通信利用動向調査」によれば、インターネットの利用がシニア世代で急激に進んでいます。とりわけ65歳以上の利用率は2007年から2012年の5年間で1.7倍と大幅に上昇しており、2012年末時点で45.7%。半数近くがインターネットを利用しています。そして、ネットショップにおいても、シニア世代はネット消費のけん引役として存在感を増していることが調査から判明しています。

日経MJが2013年9月に調査した「ネットライフ1万人調査」によれば、60歳以上のネット消費の総額は全体平均を上回り、年間23万円を超えました。食料品をネットで購入する理由では、60代以上は「限定品などネットならではのサービスがある」や「様々な支払方法に対応している」などの回答が、他の世代よりも多くなっています。旅行関連(ホテル、航空券の予約など)のネット消費も旺盛で、ネット経由の購入経験は、60代以上が前回調査よりも唯一伸び、その消費額も全体平均よりも高い結果となりました。

また、定年を迎えた団塊世代を中心に時間に余裕のあるシニアが多く、平日のパソコン経由のネット利用は2時間41分と全体平均より30分多い結果となっています。そして、「ネットで買う理由」では雑貨など「生活用品」の場合、全体では「実店舗より価格が安い」が45%を占めたのに対し、シニアはそれよりも低い37%でした。

次に、インターネットマーケティングリサーチやシニア向けメディアの運営を行うゲインとZENが2013年9月に実施した「シニア(50歳以上)の消費に関するアンケート調査」を見てみると、ほとんどの商品が男性よりも女性の方がネットで購入する割合が高くなっています。また、男女ともに食料品や日用消耗品などの生活必需品を求める傾向も見られました。さらに、利用するショッピングモールについては、「楽天市場」が9割近くを占めていますが、「Amazon.co.jp」や「Yahoo!ショッピング」の利用割合も高くなっています。

ネットショップでシニア世代に売るためのヒント

○価格にこだわらない。じっくり品定めをする。ネットならではのサービスを重視する。
○女性の利用が多い。
○生活必需品に人気がある。
○定年を迎えた団塊世代を中心に時間に余裕のあるシニアが多い。
○ショッピングモールを利用する傾向が強い。

情報誌 F-ACT(ファクト)から転載
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