伸晃 キッチン収納用品の国産メーカー
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伸晃（大阪府東大阪市）は２０１５年２月２４日～２７日、大阪市・南港ＡＴＣビルの同社ショールームで新商品発表会を行った。
瀧本忠夫社長は、「現物の流し台などを設えた中で、商品ごとの機能性やデザイン、部品素材・加工技術などを理解してほしい」として、ショールームでの新商品発表にこだわった。
今回は専門店にはシリーズ展開によるゴンドラ提案ほか、通販ルートへは付加価値の説明などに力を入れた。新旧商品を組み合わせることで、１００点超の商品ごとの特徴を際立たせた。
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重ね棚 フラワーキッチンシェル
花と鳥をモチーフにした２段に重ねることで場所をとらずに収納できる棚シリーズ。無機質になりがちなステンレス製シンク周りを和ませる。棚に花と鳥をレリーフた透明・赤・黒の発色が美しいＡＳ樹脂。食器に水滴が残った生乾き状態でもカビ発生などの心配がない。大・中・小。
・フラワーキッチンシェルフＳ
製品サイズ／395×140×215mm
・フラワーキッチンシェルフＭ
製品サイズ／395×200×215mm
・フラワーキッチンシェルフＬ
製品サイズ／495×210×215mm
水切りかご・薄型
洗浄→水切り→乾燥・仮収納が終わればトレー・ワイヤー・箸立ての３点に分けてコンパクトに収納できる。
食器洗い乾燥機に入らない食器やレードルなどの水切りにも使える。
キッチン用品やテーブル用品などを多く所有しない一人暮らしや少人数世帯を想定。
赤・白・黒の３色展開。トレーはポリプロピレン、ワイヤーは防錆対応の二段階塗装。
使用時の製品サイズ／365×207×113mm
※箸立ての取り付け位置によってサイズが変わる
収納時の製品サイズ／365×205×69mm
キューブボックス
工具を使わず付属の金具で素早く組み立て・連結ができる。後日発売の引き出しや仕切り板などを活用すれば、使い勝手のよい自由に収納箱となる。
素材はＭＤＦ（中密度繊維板）、縦３０ｃｍ×横３０ｃｍ×厚さ約５ｍｍ。販売は３個セット、５個セット。
排水口シリーズ
流し台はカラフル化へと移行中で、この流れに沿ったカラフルなキッチン周りを提案。デザイン面でワンポイント、アクセントに留意した。
銀・抗菌焼結皮膜の排水口シリーズなどを紹介。
【社長インタビュー】
瀧本 忠夫 社長
――主な事業はキッチンなどの収納用品とＯＥＭですが。
瀧本 大手厨房メーカーなどのＯＥＭ事業は樹脂加工とコーティング加工で独自の製造技術を提供しています。高品質保証のＩＳＯ９００１、ＩＳＯ１４００１の認証取得も取引先との信頼形成に貢献しています。
――家庭用品は「ベルカ（Belca）」のブランドです。
瀧本 ＯＥＭで求められる技術水準は常に高い。私たちも緊張感を持って新技術の開発を進めています。そうした技術の蓄積をする一方で、例えば、これからの日本のキッチンで大きな空間を占めている流し台など、その最新トレンドを家庭用品分野で提案していくのがベルカ事業部です。
大手メーカーが提案する最新のキッチンの方向性に沿って、便利である以上に信頼感や消費者の満足度の高い収納用品などを商品化してきました。
今、流し台のトレンドが「観音開き」から「引き出しタイプ」へと移行しており、ここにも高い品質と長く便利に使っていただける新しい家庭用品を投入しています。
――キッチン用品といえば百円均一商品が席巻していますが。
瀧本 消費者の好みは「ひと色」ではありません。百円均一商品とは一線を引き、使い勝手やデザイン性、耐久性など安心して使ってもらえる商品開発を続けていきます。普及には値ごろ感も盛り込んでいきます。
――高品質、国産品を強調していくと。
瀧本 キッチン用品、リビング用品、風呂トイレ、インテリアを主力分野とし、当面、６割を国内で生産をしていきます。
株式会社 伸晃 http://www.shinko-inc.co.jp/index.html
〒578-0912
大阪府東大阪市角田２－４－２１
代表者 瀧本 忠夫
資本金 2000万円
従業員数 140人
設立 1965年 2月18日
主要業務及び製品
厨房用樹脂/金属製品
キッチン･バス･サニタリー用製品
レンジフード用フィルター
ベラスコート塗装および関連製品
特定電気用品、健康機器関連
Belcaブランド家庭日用品
開発/設計/製造/輸入/販売業務
品質・環境システム
ISO9001 :QC07J0014
ISO14001:EC02J0025
