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2013年10月06日

タイガー魔法瓶、ホームベーカリーにIHの火力

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タイガー魔法瓶(大阪府門真市)はハード系パンが家庭で手軽に焼けるIHホームベーカリー〈やきたて〉KBH‐V100を10月1日、発売した。IHの高火力で200度へと一気に加熱し、前段工程の生地の「こね」と発酵でもきめ細かな温度を管理することで「おいしいパン」ができる。

ハード系のパンが首都圏の主流
同社の調査によると、東京を中心とした首都圏でのお好みのパンはフランスパンなどに共通するハード系という回答結果だった。
これまで、「おいしいパン」といえば、表面に砂糖やクリーム、果物などを載せたタイプが主流だった。これに対してハード系のパンは小麦独特の香りや焼き上がりの香ばしさ、表面や中の生地のふわふわ感などが楽しめる本格派の味。
「白米のおいしさに共通するシンプルな味。食事として食され始めた」と、同社ではハード系パンが焼け機能に期待を寄せている。

 新製品の「やきたて」のポイントは2つ。こねや発酵の工程では生地の温度を30度前後に抑えるが、焼き工程では200度へと一気に引き上げる。熱源にIHを採用したのはこうした理由で、これまでのシーズヒーター方式に比べて高域温度を30度高めに設定できる。

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 2つめのポイントはこねる際、モーターの摩擦熱が生地にも伝わり、30度を超えてしまう。このため、仕上がったパンにアンモニア臭が感じられ、30度より低温だと小麦の芳香が立ち上がらなくなる。解決策としてパンの生地を冷やすファンと、高まった熱を感知するセンサーを3カ所設けた。
 温度を正確にコントロールする連係プレーがプロのベーカリーがこだわる「こね・発酵・焼き」に近付けることになった。薄皮でパリっとした仕上げ、香ばしいパンに焼き上げる。

 IH方式にしたメリットはこのほか、凹凸が少なくなり手入れがしやすくなった点だ。庫内の底部の空間占めていたシーズヒーターの空間が取り除かれた。
 専用のケースを使えばきめが細かく、しっとりした食感の「角食パン」のほか、山型の2種類が焼ける。このほか、通常のパンも手軽に焼ける。

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 【IHホームベーカリー〈やきたて〉KBH‐V100】 自動具材ミックスケース(既存タイプ60gから100gに増量)、遠赤土鍋コーティング、33メニュー、取扱説明書は88レシピ掲載のクックブック兼用、希望小売価格は税込みで7万350円。700W、モーター95W(50ヘルツ)、または90W(60ヘルツ。232mm×316mm×339mm。6.4Kg、白、赤。

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