2022年04月27日
タイガー、炭酸ボトル増産
22年度販売本数3倍に上方修正
タイガー魔法瓶の真空断熱炭酸ボトルが2022年1月21日の発売から3カ月間で年間目標の10万本を出荷した。発売以降、品薄の状態が続き、生産体制を強化。2022年度の販売目標は、当初の3倍に上方修正した。
炭酸飲料やビールなどが冷たいまま、いつでもどこでも飲めるとして、22年1月中旬の発表直後から、SNSを中心に話題になり、メディアでも紹介された。「予約販売の段階で、計画予約本数の約5倍の受注」したという。
真空断熱ボトルは構造上、ボトル内の圧力が上がるとキャップやふたが破損するなどのおそれがあるということから、炭酸飲料の携帯は推奨されていなかった。
一方で、冷たい炭酸飲料を真空断熱ボトルで飲みたいという要望もあり、炭酸飲料対応栓構造を開発し、今回の商品化となった。
この炭酸ボトルにはIH炊飯ジャーや断熱ボトルのタイガー独自の技術が生かされている。炭酸飲料対応せん構造「BubbleLogic(バブルロジック)」に備えている「安全弁」は、圧力IH炊飯ジャーの技術を応用。炭酸の気化をおさえるため、断熱ボトルの内瓶表面の汚れやニオイヲ付きにくくする加工技術(スーパークリーンPlus)が活用されている。
発売されている断熱ボトルの容量は4サイズ。
キャンプやクラフトビールのテイクアウト、長時間のスポーツ観戦などに使える。
日常使いに便利な0.5ℓ、0.8ℓ、大容量の1.2ℓ、1.5ℓ。