【試用リポート】電動ミル+フィルター+コーヒー専用真空マグ
ジアレッティ 電動ミル付コーヒーマグ GR-HC002
アピデが2020年春需要に向けて発売した「電動ミル・フィルター付き コーヒー専用真空マグ」。
挽きたてのドリップコーヒーが手軽に楽しめる電動ミルとフィルター、真空マグが一組になった。特別な技術がなくてもおいしいコーヒーが飲める。
電動ミルで粉砕した豆はフィルターに落ち、湯を注ぐとコーヒーはマグに抽出…淹れる手間はこれだけ。淹れたてのコーヒーは真空マグが保温する。
豆の粉砕音は意外と静穏。豆を挽く時間は2分30秒~3分30秒。1押しで、挽きが完了すると自動オフになる。豆挽きの粗さ調節は5段階。
1杯分200mlのコーヒー豆は15~20g。
付着したシブなど通常の洗浄はスポンジで水洗いするだけ。
【ジアレッティ 電動ミル付コーヒーマグ GR-HC002 】
径70×高さ210mm
材質 マグ:ステンレス、ミル:セラミック、ステンレス鋼、フィルター:ステンレス鋼、ポリプロピレン
リチウム電池、充電はUSB。
中国製
箱サイズ(重量)/8.5×8.5×24.5cm・60サイズ750g[GR-HC002]
【試用リポート】
オフィスで、気分転換におススメ
挽きたてのコーヒーがスピーディーに飲めた。
豆を入れ、ミルで粉砕するのですが、電動でも手動でもミル独特のガリガリ音がなく、かなりの静穏です。オフィスでは雑音ですが、お隣の同僚にもストレスを感じさせない雑音なので、オフィスでの使用にはいいのではないでしょうか。
湯を注ぐと、挽いた豆がふわ~っと膨らんで蒸される。コーヒーの香りを強く感じる。
【ミルグラインダー】
豆をひく時間はおよそ2分30秒ですが、時間としてはゆっくりなほうです。ただ、時間短縮のために高速回転で豆を粉砕すると微粉を発生させやすく、これが雑味の原因になるらしいので、この2~3分間は仕事のオンからオフへの切り替えのちょっとしたギシキといえます。
豆の粉砕音は意外と静穏です。電動ミルにありがちなガリガリ音が発生しないので、仮に隣のデスクの同僚も「やや気になる」程度だと思います。
【ドリップ用フィルター】
湯を注がれた豆はふわ~っとマンジュウのように膨らみます。これは挽きたての豆に見られる現象で、エキスが抽出されているサインですね。
ドリップ用フィルターの口径は55mm。やや細身なとも、湯を含んだコーヒーのエキスを引き出すための相乗効果になっているようです。
【ドリンクマグ】
通常、マグカップは抽出前に温めておくのですが、保温マグだから余熱の必要はありません。余熱し過ぎるとコーヒーが熱くて味がわかりにくくなる。使用後はマグ内側がさっと洗えるのがいい。
【気になること】ただ、金属メッシュはペーパーフィルターに比べて目が粗い。粉砕時に出た微粉がフィルターを通過します。コーヒー表面にうっすら脂分も浮きます。これは避けられない。