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2014年01月08日

キッチン用品 京都・卸商社「オクムラ」社長インタビュー

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奥村好信社長
 「新規開拓と提案が大事です」

――昨年(2013年)は記録的な猛暑に見舞われましたが。
2013年12月期業績は105でした。増収ではあったが、前期に比べて利益が減りました。運送業者の運賃値上げが利益の足を引っ張りました。半面、インターネットの卸や住宅設備関連の子会社が順調に業績を伸ばしたほか、新規取引の開拓や京都などでは観光客の増加なども貢献しました。

好成績の住設部門は猛暑によってクーラーなど空調機器が例年以上の需要を取り込むことができ、当初の予想を相当上回った。2014年には値上げが予想され、前倒し需要があったことや、景気回復の兆候なども追い風となった。設備機器の不具合は修理修繕でしのいできたが、取り換え需要が発生しました。

大半の商材は猛暑特需には関係がない。携帯ボトル関連の品薄傾向が目立った程度だろうか。

プラスチック製品メーカーなどを中心に運賃値上げが顕著だった。1ケース単位の運賃に細かく反映された。ネット小売販売部門も提供価格は競合他社並みに健闘したが、
運賃がコスト増となりました。

――増収の内訳は。
業績アップの牽引力となったのは新規開拓だ。それと得意先を業績アップに導くための新企画・新提案などで、この両輪が要となりました。

――来期の課題は。
引き続き新規開拓と得意先の業績に貢献できる新しい企画による提案を核に活動していきたいと思います。
環境変化に取り組んでいくもう一つの課題は新規商材です。来期には新規メーカーとの取引開始が決まっています。これまでとは違った特色のある商材を導入し、消化していくことが大切で、提案など生かしたい。

今年4月実施が予定されている消費税率アップや、これに関連したいくつかの問題解決にも目を向けていくが、影響は少ないと思います。税率改正直前の3月には駆け込み需要が多少発生するので、品切れの防止と商品の調達が大事。4月〜6月はその反動にも備えなければいけない。

観光客の増えた京都では国際級ホテルの完成が控えてます。地元の商工会議所では京都ブランドの見直す具体策も動き出しました。当社にとっても課題の一つとしていきたい。

オクムラ株式会社
住所:600-8882 京都市下京区西七条比輪田町3番地
 http://www.okumurak.jp/
創業享保年間、250年の歴史がある専門問屋。「古い皮袋に酒を盛る」の気概で、時代に即応した経営。家庭金物をはじめ、多種多様の家庭用品・住設機器を販売。有力ブランドメーカーと安定した取引に恵まれる。オリジナル製品や京ブランドの手造り商品なども扱う。

主要販売先: PLANT、タテヤマ、大丸ピーコック、ユニ高島屋、大丸、ディオワールド、ニッセン、京都生協、専門店、住設店など 
主要仕入先: タイガー魔法瓶・パール金属・岩谷産業・リンナイ・エレクター・ピーコック魔法瓶工業・トヨトミ・北陸アルミニウム・積水樹脂・タニタ・日本アルミ・ アカオアルミ販売・セブジャパン・リスなど 
主要取扱商品 アルミ製品、プラスチック製品、鉄製品、ステンレス製品、ガス器具、電気小物製品、軽家具、住設製品、雑貨など