創刊から51年続く日用品・生活雑貨専門の業界紙です。話題商品・業界最新情報をいち早くお届けします。

生活雑貨の業界紙:リビングタイムス
トップ > 業界のニュース > 三栄コーポレーション、2014年3月期・第3四半期 (2013年4月1日~12月31日)連結 業績
2014年02月08日

三栄コーポレーション、2014年3月期・第3四半期 (2013年4月1日~12月31日)連結 業績

【売上高】  前年同期比26.4%増加の155億9千2百万円

【家具・家庭用品事業】
売上高は、前年同期比26.4%増加の155億9千2百万円。

OEM事業では、欧米向けキッチン・クッキング用品が順調に売り上げを伸ばし、国内専門店向けにリビング家具や天然素材のキッチン用品・収納用品の売り上げが堅調に積み上がりました。

ブランド事業は、独「WMF」「Sil it」ブランド等のキッチン製品を扱うヴェーエムエフジャパンコンシューマーグッズ(株)の売り上げが前年同期比で増加。

円安による売上総利益率の低下や、子会社における販売費や人件費等の経費増で、同80.5%減少の1億5百万円となった。

【家電事業】
売上高は、前年同期比13.4%減少の30億2千6百万円。OEM事業では、国内専門店向け小物生活家電の売り上げが底堅く推移したが、採算性向上へ向けて抜本的な事業改革を進めている三發電器製造廠有限公司の売り上げ減少が当セグメントの売上高減少の主因となった。

【ブランド事業】
「モッズ・ヘア」ブランドを展開する販売子会社mhエンタープライズが、理美容器具の新商品投入効果に加え、本社からの事業譲渡により取扱商品群が拡充。なかでも、持ち運び可能な新しいスタイルのブレンダー「マイボトルブレンダー」のヒットもあり、前年同期比大きく売り上げを伸ばした。

セグメント利益 は、三發電器製造廠有限公司の抜本的な事業改革に係る諸費用の計上を主因に1億2千9百万円の赤字となった。

【服飾雑貨事業)】
昨年セグメントの売上高は、前年同期比18.8%増加の81億4千6百万円となった。

OEM事業では、国内専門店向けの旅行用キャリーバッグや縫製小物の売り上げが引き続き堅調に推移しました。ブランド事業においては、ドイツ製コンフォートシューズ「ビルケンシュトック」の売り上げが前年同期比増加となったことや、ベルギー発祥 のファッションバッグブランド「キプリング」事業を営む新設販売子会社(株)L&Sコーポレーションの売り上げが 新たに加わり、売上増に貢献。

セグメント利益は、円安による売上総利益率の低下に加え、販売子会社の店舗拡充に係る経費など先行 投資的な経費増もあり、同27.6%減少の4億5千8百万円だった。