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2019年04月25日

山中茂弘・ピーコック魔法瓶工業会長「お別れの会」

ピーコック魔法瓶工業(大阪市)の会長で、2019年3月7日、逝去した山中茂弘会長のお別れの会が4月25日、大阪市内の帝国ホテル大阪・孔雀の間で行われ、取引先企業をはじめ、業界関係者や故人の知人・友人らが献花を行った。

 

山中茂弘氏は昭和6年大阪市生まれ。44年山中魔法瓶製作所を設立。60年ピーコック魔法瓶工業に入社、代表取締役社長に就任。平成19年代表取締役会長に就任。全国魔法瓶工業組合理事長を2回。享年89。

 

【菊池嘉聡氏・全国魔法瓶工業組合理事長 弔辞】
「その人柄は厳しいが、軽妙洒脱、ユーモアも活力もといった印象が強く残ります。困っている人を放っておけないという人。メーカーとしては国産にこだわり、その高い性能で世界に販路を求められた。日本文化にも造詣が深く、有田焼との共同開発など、刺激的な人でした。当組合では理事長、理事に就き、業界発展に貢献された。

 

【山中千佳社長 お別れの言葉】
父は仕事もプライベートも打ち込む人で、幼少時、自宅で顔を見ることは少なかった。仕事上の論争もしばしばで、もっと素直に話し合えばと悔やむ今、遺影に話しかけ、父の偉大さを痛感しています。父にとって悔いのない生涯だったでしょう。皆さまへの感謝の念を携えて旅立ちました。生前の故人への厚誼厚情に感謝を申し上げます。消えない悲しみを胸に刻み、故人の遺志を継承し、社業発展にまい進します。