2020年11月14日
スケーター会長・鴻池良一氏【インタビュー】
鴻池良一・スケーター会長
変化の流れに沿った新商品
インターネット通販とドラッグストアでの販売増が顕著で、今回の展示会ではこれらの販路に沿った新商材の企画には力を入れました。
販売動向ではランチ商材は2020年9月挽回したが、10月に入り、コロナ感染の広がりが影響して厳しかった。それでも巣ごもり需要の恩恵で保存用品、キッチン用品、調理用品、マスクなど消耗品関連などよく売れました。
政府主導のキャンペーンがされているが、一般的な消費者は出費を抑え、これが生活スタイルの変化へと定着することにもなります。ホームセンターやドラッグストアが健闘してますが、来年3月まで大きな期待はできません。引き続き、世間の流れに沿った商品作り、販路開拓を引き続き強化していきます。
海外市場について関連省庁などから販売増強の要請を受けており、欧州、米国、中国など、可能性を探り、市場ごとにふさわしい商品を見極めたいと考えています。
(2020年11月11日、奈良市内のスケーター本社で開かれた「第3回秋季社内展示会(新緑・梅雨・盛夏新製品発表会)」でインタビュー)