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2017年12月15日

奥村陽・オクムラ社長インタビュー

奥村陽・オクムラ社長「新規と独自が大事」

個人消費が振るわない中で、新規得意先の開拓・新規メーカーとの取引などで手堅い業績をあげているオクムラ(京都市)の社長に奥村陽(あきら)専務が2017年8月、就任。半年を経て、力を入れてきたこと、当面の課題など聞いた。(2017年12月、京都市内の同社本社で)

――当期(2017年12月期)の業績は。
奥村
 オクムラ単体の売上高50億円、グループ全体では70億円の見込みです。

スーパーやディスカウント、専門店などの売り上げは今一歩でしたが、関西や関東、納品業者の得意先が多い名古屋も含めて売り上げ増に貢献しました。ギフトやネット通販などの新規得意先も増えました。

雑貨系、海南商品など新規メーカーと取引を始めたことが売り上げ増につながりました。

――社長就任をきっかけに力を入れてきたことは。
奥村
 入社以来、数年間、社内の基盤整備に取り組んできました。営業・仕入れを含めて実務全般を担当してきました。必要に応じて組織の改変も進めるなど、手一杯の状態でした。

就任後、組織を機能させるうえで、権限や職分を委譲するなどの作業を進めています。
対外活動は会長と連携プレーです。

――2018年の見通し、対策は。
奥村
 本流のスーパーや専門店で売り上げを順調に増やし続けることは厳しいと思います。
新規取引メーカーの商品を薦めしたり、独自の企画を提案をしていきます。

小売業は多様化する一方、既存のスーパー、量販店などは販売価格を重視しており、このため、自社開発商品が必要で、強い独自商品を投入していきたい。新規と独自性が大事になってきました。

――主な支店、営業所では。
奥村
 東京支店は広大な市場があり、全社業績アップのけん引役としてみてます。6人の営業担当者が個々に描いたストリーを現実のものしてくれるでしょう。

京都支店では1年~2年をかけて世代交代を進めてます。営業活動の中で見聞きしたことを6人~7人の担当者間で情報交換を積極的に進めています。自分が触れることのなかった事例を同僚から得ることで刺激を受け、仕事への発想を広げることにもつながります。

毎週開催の営業会議には私も参加し、現場の動きを知ることで営業支援・指示の具体的なヒントも得られる。
名古屋営業所は新規・既存とも得意先の掘り起こしなどに力を入れていきます。

――売上高は。
奥村
 オクムラ単体で55億円を掲げています。