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2015年06月05日

アピデ、秋冬向けの商談会

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販売店へ支援策たっぷり
 アピデ(大阪市)は「2015 お中元・秋冬新商品特別商談会」を6月3日
~5日の3日間、大阪市内のマイドームおおさかで開いた。

 機能や性能面で特徴のある商品、喜んでもらえるギフトアイテムの発掘提案などに力を入れている企業姿勢を前面に押し出した。創業70周年を迎えることから、高額商品を当てる来場者らの歓声が会場に響き、雰囲気を盛り立てた

 リビング部門のオリジナルコーナーでは、「ジアレッティー」の個性的な商品群を特集し、話題性のある商品を根強く掘り起こしてきた企業姿勢をうかがわせた。

 保温性のある二重構造・底部の吸盤の働きで倒れにくいなど、ユニークな機能から注目を集めている「マジックロックマグ」や、食品の風味を長時間保てる「自動真空キャニスター」、サラダドレッシングや青汁、プロテイン、ダイエットパウダーなどを自動撹拌(かくはん)するマグなども高感度なデザインが来場者をひきつけた。
 秋ごろから販売予定のショッピングカートも展示。国産企画品よりも大型でカラフルなデザインが個性的だ。

 省エネ型調理に好適なセラミックコートの鍋などをシリーズ化しているのがオリジナル「ククナ」のブランドで、今回、変形フライパン26cmを追加販売した。オムレツ用の卵焼きなど「返し」がしやすい形状、こなれた価格がセールスポイント。

 メーカー小間では実演を重視した。煙が出ない遠赤効果で肉・魚・野菜などを調理する器具「ザイグル」、低価格ワインでも風味の豊かにする電動ワインディスペンサー、香り高い味のコーヒーメーカーなど、出展メーカー担当者が試食・試飲、使い方や特徴などを訴えた。来場の販売店関係者らに会場で現品に触れることで接客時の説得材料を得てもらおうという狙いである。

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 ギフト部門では同社オリジナル「サ・ヴァ・ビアン」直輸入品など新シリーズを発表した。カタログでは婚礼、チョイス、などが新しく改訂。「もらった人が喜んでもらえるギフトの掘り起こしや発掘に力を入れている」と、同社の説明だった。

 毎回好評のセミナーでは手描きPOPをテーマにした。会期中、合計4回開講。来店客に購買に結び付ける「もう一人の販売員」として活用してもらえる販売店支援策の一環で、現場に沿ったPOPのノウハウが伝授された。

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